School for Poetic Computation
ニューヨークにある学校。クリエーティブコーディング的なものを教えている。
PoeticWeb的なものの震源地のひとつと推測
Board of Directors
Salome Asega
Tega Brain
Taylor Levy
Che-Wei Wang
Galen Macdonald
Past leaders, advisors and stewards
Zainab Aliyu, Max Bittker, Emma Rae Bruml, Luke Demarest, Lauren Gardner, Casey Gollan, Nabil Hassein, Melanie Hoff, Tiri Kananuruk, Galen Macdonald, Sebastian Morales Prado
詩的なコード表現の追求:ザック・リーバーマン
「School for Poetic Computation」は、開校してから3年がたちました。設立の経緯を含めてお話ししますね。もともと私は、パーソンズ美術大学で教えていたのですが、アメリカの大学システムにとても不満を抱いていました。教えることは純粋に楽しくて仕方なかったのですが、大学内での政治にへきえきしてしまいました。また、アメリカの大学の学費があまりに高騰しているのも不満の一つでした。パーソンズも同様で、学費が上がっていくのを見るにつけ、何か自分でできることはないか? そう考えるようになりました。同じように考えている仲間がいることを知り、自分ならどのようなカリキュラムを作るか、ということについて考え始め、そこから学校の名前も考えました。
そうですね。それについては、みんなでたくさん考えました。クリエーティブ・コーディングの別の言い方としてPoetic Computation(コンピューターを詩的に使う)という表現を使いました。確かに、私たちが目指すことを「クリエーティブ・コーディング」という表現することもできました。しかし、先ほども少し触れたように、「クリエーティブ」という言葉の使い方にとても不安を感じていました。
その通りです。仲間と議論を続ける中、“Poetic Computation”という名前が挙がったのですが、コーディングという行為と、詩を書く行為を結びつけるのは、考えてみるととても良いアイデアだと思いました。詩を書くという行為は、ある構造に従った上で、適切な言葉を配置していく作業で、プログラミングと似ている側面があります。また、詩は、われわれが通常話している言語を表現として昇華させたものです。プログラミングという行為も同様に捉えたい、という思いがありました。
「School of Poetic Computation」という名前を聞いて、具体的に何なのかイメージがつかない、という人がいます。でもそれでいいのです。なぜなら、その疑問から会話が始まるからです。詩とコード? どういうことだろう? まさに、そのような問い掛けを生徒たちにはしてほしいと考えています。
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